母について

9月 1st, 2011

最近非常に困ったことがありました。母(62歳)の様子がおかしいのです。いつも早起きで、6時前に起きて朝ごはんの用意やら庭の手入れやらしていた人なのに、7時をまわっても起きてこない。ぼうっとしていることが多く、話しかけても一回では返事をしない。物忘れがはげしい。戸棚やドアが開けっぱなし。外出はいや。そして、笑わない。
いつも体調が悪いようで、背中が痛い、頭が痛い、めまいがすると言っては病院へ。診断は異常なしです。家族一同困惑して過ごしていました。
母は3年ほど前にガンで胃を全摘出しています。どうやら、ガンの再発を恐れるあまり軽い『うつ』になっていたようなのです。この恐怖はガンになった人でなければわからないものなのでしょう。「ガンはきれいに取れたんだし、経過は良好だって先生も言っているでしょう?」いくら言い聞かせても暗い表情は変わりませんでした。
家族で話し合い、母の敬愛する手術の出頭医に相談しに行きました。先生は神経科は専門外ですが「本人が納得するまで検査をしましょう。任せてください。」と言って下さいました。入院は一週間。頭のてっぺんから足の先まで検査です。どんな小さなガンも見逃さないというPETスキャンというCTスキャンの進化版のような機械を使っての検査もして頂きました。
結果は・・・シロ!ようやっと、母に笑顔が戻りました。
「本当に怖かったのよ。あと何ヶ月生きられるか、そればかり考えていたの。」とは母の弁です。あの時先生に相談して本当によかった。やはり親には健康でいつも笑っていてもらわないと困ります。
うちの母の場合は非常に単純ですが、『うつ』には色々な原因があると思います。本人の意思を否定せず、不安材料を取り除いてあげるのが重要なのだと実感した出来事でした。
あーここで出会いを見つけて一緒に考えられるダーリンをGETしよう。